
アンネ・フランクの家
「アンネの日記」の悲劇の舞台は、小さな家アムステルダムでは、たくさんの見どころがあります。
その中でも、日本人にもお馴染み「アンネの日記」のアンネ・フランクの家をご紹介します。
私が訪問した時、すでに訪問したことがある知人からは、
「軽い気持ちでは行かない方がいいよ。」
と言われていたのですが、その言葉を深く考えることのないまま、興味半分で行きたいと思い、訪問しました。
Wikipediaより引用
アムステルダム中央駅からアクセス良好
アンネの家への行き方アンネの家へは、アムステルダム中央駅前からトラム2番「Nieuw Sloten」行きに乗りましょう。
約20分乗って「Amsterdam Westermarkt」で降りると、アムステルダム西教会があります。
その裏に運河が流れる細い路地があり、そちらに向かうと、人の列ができているはずです。
「これはアンネ・フランクの家待ちの列に違いない」と感じられる、びっくりするほど長い人の列なので、すぐお分かりになると思います。
ためしに、一番後ろの方に並んでいた人に「アンネ・フランク・ハウスですか。」とたずねてみましょう。
笑顔で「そうですよ」と答えてくれるはずです。
人の列が行く先は状況にもよりますが、教会まで行列が伸びていれば約1時間かかります。
少しずつ列が進み、運河の横を進み、沢山の細長い家が立ち並ぶ住宅街に入っていきます。
「どこにアンネ・フランクの家があるのだろう。」
と思いながら列を進んでいくと、列の先頭は小さな家に向かって進んで行きます。
おそらく、
「え、ここ?」
とつい声に出してしまうくらい、本当に普通の家がアンネの家です。
扉を入ると受付がありますので、ここで入場料を支払いましょう。
(料金)
大人(18歳以上) :10.50ユーロ
学生(10~17歳): 5.50ユーロ
子供(9歳以下) : 0.50ユーロ
※それぞれ「Booking Fee」を含む
サイトより引用
日本語の音声ガイドも
アンネの家であるアンネ・ミュージアムでは、日本語の音声ガイドを無料で借りることができます。
リモコンのようなものを受け取り、それぞれの場所にあるリモコンをスキャンするマークのところで、そのものについての説明を聞くことができるシステムになっています。
日本でも、同じようなシステムは広がってきていますが、ヨーロッパの美術館では、スマホがあればQRコードから音声ガイドを聴くことができるシステムが整っていて、技術の進化を感じさせられます。
アンネ・フランクの家では写真撮影禁止なので、展示を目に焼き付けながら、音声ガイドを聴きましょう。
サイトより引用
第二次世界大戦の闇を垣間見る
展示を見るにつれ、罪もないユダヤ人がある日突然命の危険にさらされ、世間から逃れるように生き延びる恐怖と悲しみが沢山詰まっていることを感じます。
私は、「自分がもし同じような立場だったら・・・」と思うと、とてもやるせない気持ちになりました。
アンネの場合はドイツからの攻撃でしたが、日本も近隣諸国に同様のことをしていた事実があるし、戦後にはひどい目に遭ったり大変な思いをしたりした人がたくさんいたことは学習しましたが、そういった歴史を現代に残る記録で目にすると、より現実的に考えさせられます。
改めて、現在の平和のありがたさに感謝するとともに、二度と戦争を引き起こしてはならない、そう感じることができる場所です。
サイトより引用