世界遺産の都市「ル・アーヴル」
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戦後復興で大変身!大都市ル・アーヴル

Le Havre(ル・アーヴル)は、ノルマンディー地方北部にあり、セーヌ川河口の右岸に所在する大都市です。

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フランスの都市は、築数百年の歴史を持つ大理石製の建築物が多い中、ル・アーヴルの建築物は、ほとんどがコンクリート製の現代的なものです。

実は、ル・アーヴルは、第二次世界大戦中に爆撃によってほぼ完全に破壊されたのです。

戦後、天才建築家オーギュスト・ペレによって再建されたのですが、その際古くからの大理石建築ではなく、現代的なコンクリート建築が選ばれ、フランス国内では異色の都市となったのです。

その後、2005年に、オーギュスト・ペレによって再建された都市ル・アーヴル」としてユネスコ世界遺産文化遺産)に登録されたのです。

「Wikipedia」参照

ル・アーヴルではここを見よう!

ル・アーヴル駅を出たら西へ!

ル・アーヴルの観光は、ル・アーヴル駅を起点として見ると分かりやすいので、駅スタートで説明します。

駅舎を出ると、目の前にトラムが走っているので、トラムに乗りましょう。

「LA PLAGE(海岸)」行きに乗ると、市庁舎や港といった、ルアーブルの主要なスポットを巡ることができますよ。

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市庁舎から見える建築物は壮観!

まずは、オーギュスト・ペレが建築した市庁舎に行ってみましょう。

市庁舎18階からは、ペレによって建築されたアパルトマンの集合建築、オスカー・ニーマイヤーによって建築された「Le Volcan(火山)」と呼ばれる文化センター、そして美しいル・アーヴルの港を眺望することができます。

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この素晴らしい景色を頭に焼き付けて、いよいよ街の散策に繰り出しましょう!

衝撃の建築物「Le Volcan(火山)」

市庁舎を出て南へ100mくらい歩くと、ルアーブルの「Le Volcan」に到着します。

この建築物は、オスカー・ニーマイヤーによって建築されたもので、非常に個性的であることから、世界中の建築家がお手本として見に来るくらいです。

市庁舎の展望台からもその姿を見ることはできますが、実際に目の前でこの建物を見たときの衝撃は大きいです!

そこには、図書館、美術館とともに国際劇場「Scène Nationale du Havre」があり、演劇を楽しむことができる場所です。

おいしいレストラン等の情報は観光案内所へ!

港の方へ散策するためには、再び市庁舎に戻り、港へ向かいましょう。

市庁舎からストラスブール通りをまっすぐ西へ進めば、ルアーブルの美しい港に到着します。

おっと、その前に、観光案内所に寄って情報収集していきましょう。

ル・アーヴルのOffice de tourisme
ル・アーヴルの「Office de tourisme(観光案内所)」

海を見ながらシーフードを!

ル・アーヴルといえば、やっぱりシーフードですね!

ということで、ル・アーヴルのおいしいレストランを紹介します。

有名店や高級店はさておき、ここでは、「海を眺めながら楽しむシーフード」のビストロ「La Voile Bleue」に行きましょう!

このお店は、観光案内所から南へ50mほど歩いたところにあり、歩いていると右手に港、左手にこのビストロが見えるので、海に気を取られていると通り過ぎてしまうかもしれませんね。

ここでのおススメは、何と言っても「Le fruit de la mer」、「シーフードの盛り合わせ」です。

美しい港を眺めながら、白ワインを片手に新鮮なカキ、エビ、貝類などがたっぷり入ったこのメニューをいただくと、もう最高の気分です!

海を見ながらシーフード
シーフードの盛り合わせ「Le fruit de la mer」が最高!

世界第二位の斜張橋「ノルマンディー橋」

圧巻のスケール

ル・アーヴルを車で訪れるなら、セーヌ川河口を隔てた向かい側の街オンフルールから壮大な橋を渡ります。

その名は「ノルマンディー橋」。

ノルマンディー橋は、ル・アーヴルとセーヌ川対岸にあるオンフルールとを結ぶ、長さ2143.21mの斜張橋です。

日本と深い因縁(?)が

ノルマンディー橋は1995年に開通したのですが、日本と深い因縁があります。

当時、この橋が斜張橋の世界最長記録を打ち立てたのですが、わずか4年後の1999年に日本の多々羅大橋(広島県と愛媛県を結ぶ「しまなみ海道」の橋の一つ)が34m差で世界一になったのです。

多々羅大橋
世界一の斜張橋、多々羅大橋

ノルマンディー橋は、ル・アーヴルの肝入りで建築されただけに、恨みが深いかと思いきや、ここは懐の深いフランス人、現在では多々羅大橋と姉妹橋の協定を結んでいるのです。

ああ、素晴らしきかなフランス人。

ジェットコースターを彷彿とさせる高低差

そして、この橋を渡る時に驚くのが、その高低差。

橋を登っていくときは全く先が見えず、登り切った後の急坂はジェットコースターを思わせるスリルです。

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フランスで車に乗る機会があれば、ぜひこの橋を渡ってみてください。

ル・アーヴルへのアクセス

車で行くなら

パリからル・アーヴルまでは、車で約2時間20分です。

パリでは、ペリフェリックから高速道路A13に乗り、ドーヴィルの手前にあるBournevilleでA131への分岐を選びます。

 

その後、セーヌ川右岸を走ってしばらくすると、Gonfrevilleで道なりにE5を通ってN282に入り、しばらく走るとル・アーヴルに到着します。

電車で行くなら

まず、パリのSaint-Lazare(サン・ラザール)駅を出発します。

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高速鉄道「Intercité」であれば、約2時間20分でル・アーヴルに直行します。

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普通電車だと、3時間もかかるうえに、途中ルーアンで乗り換えをしなければならないので、高速鉄道に乗るようにしましょう。