私たちの引っ越し荷物が、北の海の底に…?
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海外引っ越しをしたことがある人はよく経験することですが、大量の引っ越し荷物を飛行機で運ぶのはとてもお金がかかるため、数か月かけて荷物を船で運ぶ、いわゆる「船便」がよく使われます。


船便は、航空便と比べてかなり経費を下げることができるのですが、時間がかかるのと荷物を紛失するリスクがかなり高いと聞きます。

実際、私の場合も荷物の一部が紛失しました。

「conteneur perdu ocean」の画像検索結果

画像はイメージです

船舶会社は、これらのコンテナを探し出すことよりも、保険で補償する方が楽だと考え、お金で解決しがちです。
でも、これが世界の海洋汚染の原因の一つになっているのです。

フランスでも、船便は荒れた北海の海を通って他国へ向かいます。
その際、波や風によってコンテナが流出してしまうことが多々あるのです。
その余波は、潮の流れる先オランダに多くの損害を与えているのです。

ご存知の方も多いと思いますが、以前「ガーフィールドの電話」の問題がありました。

ガーフィールドとは、ふてぶてしい猫のキャラクターが人気のアニメで、フランスの海の洞窟に、新旧様々なガーフィールド型の電話が漂着し、その原因が調査されたことがありました。

「telephone garfield」の画像検索結果


結果的には、アメリカの船便から流出したものが、潮に乗ってフランスまで流れ着き、さらに潮の満ち引きで洞窟の奥深くに到達したというものでした。

その話は一つのドキュメンタリーというか、人々に笑顔で受け入れられる部分もあったのですが、海洋汚染となると問題は深刻です。

船便の中には、子供のおもちゃや日用品、化学製品まで様々な内容があります。
当然、海に流出することで環境を汚染することは想像がつきますが、最近問題になっている、マイクロプラスチックのように、海洋生物がコンテナから流出したものを体内に取り込み、そこから環境や人体に深刻な影響を与えるケースも多いのです。

そろそろ、なくしたものをお金で解決する世の中から、もっと責任をもって人のものを管理し、届けるように意識変革してもらいたいものです。