トレンド環境で勝つ!
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初心者はトレンドだけ見よう

以前、相場環境は「トレンド」と「レンジ」の二種類に分かれるというお話をしました。

師匠からは、「初心者はトレンドだけ見てトレードしなさい!」と言われました。

というわけで、まずはとにかくトレンド環境で取引して勝つことを目指していきます。

相場環境の中で、トレンド:レンジの割合は「3:7」と言われています。

それどころか、「2:8」ではないかとも言われています。

どちらにしても、全体の中でトレンドが占める割合は少ないわけです。

さらに、素人が「あ、今トレンドになってる!」と気づいたときには、既にトレンドが終わろうとしているタイミングの場合が多いです。

ここで、天才的な先行投資家のように、そのときの相場に逆張りしてもトレンド転換の頭を捕まえられる人ならいいのですが、普通の投資家であれば、トレンド転換が起こったところを捉えて、多数派のビッグウェーブに乗ってほどよいところで利益確定するのがベターです。

大切なのは、「チャンスをつかむ」ということです。

トレンド環境での取引ポイントは?

相場のほとんどはレンジ環境なのですが、そこからトレンド転換が起こるポイントがあります。

それが取引のポイントになります。

具体的には 2 つ。

・重要抵抗線を抜けるとき

・ダウの継続点が存在するとき

を見極めることができれば、エントリーできるのです。

たった 2 つ。

されど 2 つ。

まずは、これらの点を見抜く相場眼を養いましょう。

重要抵抗線とは

抵抗線が発生するポイントは 5 つありました。

①山と谷を形成した髭とローソク足の実体部分

②強い抵抗になっている部分

③レンジでもみ合いになっているゾーン

④イベントで長い髭ができたときのローソク足の実体部分

⑤複数の時間足で形成された抵抗線が重複する部分

これらに、ボリンジャーバンドが重なる点は、より強力な抵抗線になります。

さらに、複数の時間足でそれぞれ形成される重要抵抗線を組み合わせてみると、重複する点を結んだ抵抗線が強力であることは、言うまでもないですね。

これが、「重要抵抗線」なのです。

ダウの継続点とは

トレンドが形成されたことを表す最もわかりやすい内容が、ダウ理論の法則第 6「ダウの継続点」です。

トレンド転換を証明するものとして有名なこの法則に従うと、上昇トレンドでは高値/安値がともに切り上げられていき、下降トレンドでは高値/安値がともに切り下げられていくのです。

上の図では、上昇トレンドが確定したときの波の動きを表しています。

上昇/下降を繰り返しながらも、高値/安値が切り上げられているのがわかります。

こんな美しいダウの継続点が見られたら、思わず小躍りしてしまいそうです。

さあ エントリーしよう!

重要抵抗線と、ダウの継続点。

どちらもトレンド転換を見るときに欠かせない要素です。

これらの要素を踏まえて、いざエントリーします!

まだまだチャートを読めない初心者でもエントリーできる(だろう)ポイントは 、ズバリ!

重要抵抗線に乗っかった後、トランポリンのように上昇(下降)するときです。

まずは上昇から。

それまでのレンジ環境から上昇が始まり、まずは移動平均線(MA)を抜けてさらに上昇すると、重要抵抗線が行く手を阻みます。

何度かアタックして重要抵抗線を抜けることはあっても、その後調整波がやってきて戻されることが多いです。

このとき、重要抵抗線を割り込んで下降すると、まだ上昇トレンドに転換するエネルギーが弱いままなのですが、髭の先端かローソク足の実体の一番下が重要抵抗線に乗っかってとどまると、次の時間足から上昇トレンドに転換する可能性がぐっと高まります。

ここが、エントリーポイントです!

下降の場合はその反対。

レンジ環境から下降が始まり、移動平均線を割ってさらに下降すると、重要抵抗線(支持線)が壁になります。

それを破った後に一度戻し目がきて上昇しても、重要抵抗線を抜けきらずにとどまると、下降トレンドに転換する可能性が高いのです。

これなら、初心者でもわかりやすい!

私のイメージでは、トランポリンで大きく弾んで飛んでいく感じです。

※写真はイメージです

チャートでこれが現れる様子が見えたら、すかさず注文です!

あとは、重要抵抗線を割り込んだとしても、移動平均線でとどまることができれば、トランポリンジャンプが現れるチャンスです。

それだけ上へ行くエネルギーが強いということですから、上昇トレンドになる可能性は高いです。

下降のときはその逆になるので、上昇でも下降でも取りたいですね。

今日のトレード用語

順張り/逆張り

市場価格が上昇している場合を例に説明します。

多くの買い注文が集まって市場価格が上昇しているとき、その流れに従って買い注文をすることを「順張り」、流れに逆らって売り注文をすることを「逆張り」といいます。

簡単に言えば、トレンドに従って注文することが「順張り」です。

逆張りは、相場の流れを読んでいるのでなければギャンブルになってしまいます。

レンジになっているときに、「そろそろ売りに転じるだろう」と予想して逆張りの注文をすることがありますね。

また、上昇一辺倒で「そろそろ売りに転じるかな?行ってみようか」なんて考えて売り注文を入れると、そのまま買いの大波にのまれてしまうこともよくありますね。

ダウ理論では、逆張りを推奨するかのように解説する人がいるのですが、実際には順張りを基本とした理論だと言われています。

押し目/戻り目

「押し目」とは、上昇していた市場価格が一時的に下がることをいいます。

上昇トレンドに入ったときに市場価格が下がることなので、レンジで上昇していた市場価格が下降したことを「押し目」とは言いません。

一般に、その後市場価格が上昇し続けるためのエネルギーとして、押し目は絶好の買い場となります。

押し目で買い注文を入れることを「押し目買い」と言います。

押し目が出るたびに、上値と下値を切り上げながら上昇します。

その結果、上昇を示すトレンドラインを描くことができ、チャート上も上昇トレンドがはっきりしていくのです。

一方、「戻り目」は、押し目とは逆に下降していた市場価格が一時的に上がることをいいます。

下降トレンドが始まると、上げ下げを繰り返しながら、上値と下値は切り下げられていきます。

これらの動きを早めに見抜いて注文を入れ、大きな利益を上げたいものです。