冬の暖かいテラス席がなくなる!?
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寒い冬でも、テラス席でカフェを楽しみたい!
そんな時間を楽しめるのは残り少ないのかもしれません。

「terrasse chauffée」の画像検索結果

フランスの風物詩とも言える、カフェやレストランでのテラス席。
暖かく天気のいい日には、多くの人がひしめき合ってこの席に座り、食事やカフェを楽しんでいます。
多くの店では、冬になるとビニール製のフィルムが張られ、暖房を効かせてテラス気分を楽しめるようにしています。

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そんな冬の暖房テラス席が、環境破壊の一因になっていると指摘されています。
ビニールで仕切っただけのテラス空間を暖めるために必要な暖房量は、8時間で350km走る車の排気ガス並みの二酸化炭素排出量になるとか。
そういったデータが問題視され、レンヌ市役所は、レンヌ市内の飲食店で暖房テラス席を設けることを決定したのです。

でも、レストランやカフェの経営者は、その環境破壊データに懐疑的。
ある経営者は、「暖房テラス席をなくしたからって、環境に及ぼす悪影響はそんなに変わらないでしょう。」
と話しました。
確かに、冬場の厳しい寒さの中では、建物の中の暖房使用は必須ですし、それが保温効果の若干低いビニール製の簡易テラスだと熱効率が下がる程度の影響しかなさそうにも感じます。
だいたい、車を350km走らせるのと暖房を8時間使用することによる二酸化炭素排出量が同じと言っても、どっちが不要なのかよく分からないデータです。
それなら、もっと個人が使用する車の二酸化炭素排出量を減らせばいいのでは?と思ったりもしますし。

まあ、冬の暖房テラス席に実際に座ってみると、これにこだわらなくてもいいような気もしてきます。
ビニール窓近くだと冷気が強くて寒いし、もともと曇りガラスのようなビニールは、暖めることでより曇って外の景色なんてほとんど見えないし。
それでも、完全に屋内の暗い空間よりは、外の雰囲気を味わえるテラスの方がいいという人が多いのは事実。
日本でも、フランスの暖房テラス席をまねて採用している店もちらほら見られますし、日本人にとっても憧れの空間なのかもしれませんね。

とはいえ、さすがに冬でも吹きっさらしのテラス席で飲食しろというのは無茶な話。
本当にテラスが好きな人は、もう一枚服を着てでもテラスにいくと言いますが、なんだかかわいそう。
比較対象として不明確なデータで「環境破壊だ!」と言うよりも、もう少し冷静にもっといい策を考えた方がいいんじゃないでしょうか。

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