7人に1人が貧困にあえぐフランス
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冷たい石畳の上で寝る人…。
多くの人が貧困にあえぐフランス。

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最新の調査によると、約930万人のフランス人が、最低限の生活が送れていない現状が明らかになりました。
フランス全体の人口が約6700万人と言われていますから、およそ7人に1人が苦しい生活を送っているといえます。
フランスに限らず、近年ヨーロッパ中で問題になっている移民の問題。
実数はまだまだ非常に多いといわれる失業者。
女性や障がいを持つ人など、社会的な弱者。
多くの人が苦しみ、生きるためにはなりふり構わず、家々を訪ねては恵みを受けるという人もいるのです。

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映像のように、炊き出しをして苦しんでいる人々に食事をとってもらおうとする取り組みをする団体もいますが、それだけではとても手が足りません。
仕事や家、食べるものがない人にその日の食事や宿を提供することも大切ですが、それ以上に生活を立て直すための根本的な改革が必要です。
ある男性は、かつてバーテンダーとして働いていたのですが、ある時から路上生活になり、そこから抜け出す手立てを見つけられないと話します。
一度仕事や家庭といったセーフティーネットからこぼれ落ちると、そこから再び這い上がってくるのは本当に困難です。
炊き出しに参加する人々の目も濁り、今日よりも明日の生活を良くしようとする気持ちにはとてもなれないような絶望的な毎日を送るのです。

日本でも同様の問題があるのですが、最低限の生活が送れない苦しみを脱するために安易な犯罪行為に手を染め、刑務所に入ってでも生活を保障してもらおうとする人もいます。
我々は罪を犯した人を責めますが、それをしなければ死んでしまう状況であると知れば、それでも一方的に責めることができるでしょうか。

私たちにとって、家があって、家族がいて、食事をとることができるのは当然のこととは言い切れません。
もし、自分がセーフティーネットから転落してしまったら…と考えれば、社会全体が安心して生活できる環境を作っていかなければいけません。
とはいえ、具体的に何ができるかと言えば、難しい問題だと思います。
それでも、小さなことであっても何かプラスになる働き掛けをしたいものです。