過去の豊かさの象徴が、今は負の遺産に
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一時期は周辺の村に富をもたらした金鉱山が、現在では毒素を振りまく「死の山」に変貌…。
フランス南西部、城壁で有名なカルカッソンヌも所在するAude県のある山では、かつて栄えた金鉱山が負の遺産として住民を苦しめています。

かつて、金の採掘のために大量に使用されたのは、人間の体に有毒なヒ素。
長い年月を経て、金鉱山の土地に眠っていたヒ素が、雨水で溶け出し、周辺に流出していることが明らかになったのです。

大雨が降ると土壌が流出し、その中に含まれるヒ素も周辺に流れ込みます。
すぐ近くの地域には、民家や学校が建ち、それまで何も知らなかった住民は、ヒ素の恐怖に悩まされるようになったのです。

日本でも、かつて銅の採掘で隆盛を誇った足尾銅山鉱毒事件など、同種の問題が続いた時期がありました。
現在でも、鉱石の発掘跡や炭鉱跡は空白地になり、周辺の集落だった場所は廃墟と化しています。

ここで思い出されるのが、先日ニューヨークで行われた、国連機構行動サミットでの演説。
スウェーデンの16歳の環境保護活動家であるグレタ・トゥーンベリさんの言葉が、私たち大人の無責任な行動に重くのしかかってきます。
マスコミの報道や映画でも、地球環境の破壊による地球寿命の問題は繰り返し語られていますが、私たちは目の前の経済発展や豊かさに目を奪われ、無視してきたように思います。

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日本でも、近年特に台風等の災害による被害が深刻化し、これまでの人類の行動が現在のわれわれの生活を苦しめています。
地球環境を守るためには、大胆な行動が必要だと言われますが、まずは私たちにできる日常の行動から始めることが第一歩ではないでしょうか。
ごみを出さないために不要なものを買わない、今あるものを大切に使うなど、簡単にできることはいくつもあります。

今日から、自分ができることを行動で示していきましょう。

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