すぐ「捨てる」のはもうやめよう
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「売り買いしない」スーパーマーケット

「捨てる」から「共有する」へ。

従来のリサイクルショップを超える、売買しない新しいスーパーマーケットが現れています。

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ボルドーの東にあるVayres(ヴェイユ)には、5,000㎡を超える広大な敷地が広がっています。

そこでは、訪れた人々が使わなくなった物を置いていき、必要な物を見つけた人がピックアップしていく、そんな「物々交換」が行われているのです。

「それはリサイクルショップとどう違うの?」

そう思うでしょう?

でも、この場所では、物を売ることも買うこともないのです。

あくまで、使わなくなった物を置いていったり、欲しいものを持って帰ったりするだけなのです。

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センターの運営はどうしてる?

では、利益なしでこの場所は一体どのような運営がなされているのか?

それは、「廃棄物処理に係る税金」なのです。

従来、人が生活する中で不用物が出ると、廃棄するのが一般的でした。

最近こそリサイクルショップが誕生し、使用済みの物を売買することが可能になりましたが、買い取ってもらえなかったり、そもそも使わなくなった物を売ることに抵抗があったりするなど、この形態を良しとしない人も多くいるのです。

いろいろな事情があって、「捨てる方が早い」考えに至っていたのでしょう。

このセンターは、捨てようかと思っていた物をとりあえず置いて、はたまたここを訪れた人が「これがほしい」と思えば持って帰ることのできるシステムにしたのです。

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センターには、1日平均160人の人が訪れます。

ある人は使わなくなったガーデニングのグッズを置いていき、ある人はお気に入りの子供用のおもちゃを発見し、喜んで持ち帰ります。

人それぞれ、ある人にとってはいらない物が他のある人にとっては宝物のようになるのです。

結果として、このセンターに投資する(?)138の自治体では、通常の廃棄物処理量と比べて約15%最終処理される廃棄物の量が減少したそうです。

これは、大きな変化です。

まだまだこのセンターは十分周知されていると言えないため、今後一層多くの人が訪れることによってその効果はもっともっと高まっていくでしょう。

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日本でも、いらなくなった物を交換したり、販売したりするシステムがどんどん発展しています。

そもそも、「もったいない」は日本語。

この言葉があるきっかけから「MOTTAINAI」という世界の共通語となりつつあります。

でも、こんな素敵な言葉を生み出した日本では、フードロスやプラスティックの廃棄など、世界に恥じなければいけない問題も多く生まれています。

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私たちが住む地球をゴミ箱のようにするのは、もう止めなければ。

近い将来、後悔することになりますよ。