脳科学がSFを現実に
このトピックを読む時間: < 1

ニュース映像はこちら

進化を続ける脳科学。
脳は、誰もが所有し生物の生命と活動の原点でありながら、ブラックボックス的な存在でした。
そのブラックボックスが、少しずつ解析されつつあります。

「blackbox airplane」の画像検索結果

今日は、8歳の少年エヴァン君が主人公です。
彼は、注意障害があるため、じっくりと腰をすえて取り組まないといけない絵画が苦手です。
そんな彼が、小児科医の指導の下、脳科学に基づく集中力を持続させるためのトレーニングを日々続けています。
まず、彼は脳の状態をチェックするためのヘッドホン式センサーを着用します。
それから、45分間のテレビゲームの時間になります。

テレビゲームといっても、一般にイメージされるものとは異なります。コントローラーはなく、画面を見続けることで成果が変わるというものなのです。

「video games brain science」の画像検索結果
たとえば、自動車レースのゲーム。
プレーヤーが自分の車を集中して見つめることができるほどスピードが上がり、ライバルに勝つことができます。
そのほかに、かわいいキャラクターが飛び跳ねたり、つららがどんどん大きくなっていくゲームなど。
エヴァン君は、これらの様々なゲームに取り組み、楽しみながら集中力を高めるトレーニングをしているのです。
確かに、彼が見つめるモニターの端には、集中力の度合いを表す数値が。
エヴァン君の集中力が高まることで、レーシングカーのスピードはぐんぐん上がり、ライバルを突き放しました。
レースに勝利したエヴァン君のうれしそうな声が響き渡ります。

この種のトレーニングは、注意障害だけでなく、アルツハイマーや統合失調症などの治療にも活用されます。
また、脳に刺激を与えることで、知能を高めることにもつながります。
確かに、昔からこういった治療法は開発が進められ、その成果が紹介されることはよくありますが、その内容は日々進化し続けているのです。

「training for Alzheimer」の画像検索結果

映像では、「脳科学はもはやSF(空想科学)ではない」と言われています。
事実、SFがお茶の間で楽しまれるようになった時代から考えると、脳の不思議は少しずつ科学的にエヴィデンスが明かされてきました。
それでも、脳の機能を考えると、全体の数パーセントか、もしかしたら1パーセントにも満たないのではないかと考えられています。
それだけ、脳は無限の可能性を秘めています。

世界には、誰も知らないうちに脳の機能を解明し、その技術を生かした天才作りが進められているかもしれません。
やがて、その秘密が明るみに出て、人間がもう一段も二段も進化するきっかけになるかも。
なんて、そんなことを考えることがすでにSFの世界ですね。

そんな日が来ることが、遠い未来ではないような気がしませんか?