フランスのタージ・マハル
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「フランスのタージ・マハル」
そう呼ばれる修道院があります。

フランス第二の都市リヨンとスイスの大都市ジュネーブのちょうど中間に所在するアイン県。
ブルー修道院は、16世紀にゴシック建築の傑作としてその姿を変えました。
その背景には、時の王女マルグリット・オブ・オーストリアの強い意思が働いたとされています。
修道院は1512年に完成し、早逝した夫であるフィルベルト2世が埋葬されています。
そして、彼への祈りを捧げる修道士たちが生活していました。
修道士たちは、3つある回廊のうち、井戸がある回廊で生活を送っていたのです。

修道院の中に入ると、美しいステンドグラスが迎えてくれます。
ほかの有名な大聖堂と同じように、外から降り注ぐ光は、ステンドグラスの七色を透過して大理石の象牙色をカラフルに彩ります。
また、建物の中には多くの彫刻が飾られています。
像一つ一つの表情は豊かで、それぞれが何らかのメッセージを持っていることが伝わってくるのです。

「Royal Monastery of Brou」の画像検索結果

かつての修道院は、現在美術館として多くの人を魅了しています。
展示されている作品の多くは、地元のコレクターであるロラン家から寄贈したもので、15世紀から19世紀まで幅広いものを楽しむことができます。
現在では、ロラン家のコレクションだけでなくさらに多くの作品が寄贈され、17世紀を中心に栄えたからバッジョ派の作品など、美術の歴史を学ぶ中で非常に貴重な作品も鑑賞することができるようになりました。

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パリからは、ジュネーブ行きのTGVで訪れることができるブール=カン=ブレス(Bourg-en-Bresse)。
修道院は街の中心部から少し離れているため、静寂に包まれ厳かな雰囲気を味わうことができます。

修道院をはじめ、豊かな自然を楽しむために、ぜひ観光案内をご覧ください。

https://www.bourgenbressetourisme.fr/en/

厳しい冬を迎える前の晩秋。
ぜひ今の時期に修道院を訪れ、修道院の建設に生涯を捧げたマルグリットの想いに心を寄せてみてはいかがでしょうか。