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目次
ぜひ知りたい!旅行で使えるフレーズ
Bonjour!
Ça va?
お元気ですか?
今日のレッスンでは、みなさんが最も興味がある(と思われる)旅行に関する内容です。
フランス語を学ぶあなたは、きっとフランス語圏の国々への旅行にも興味がある人が多いと思います。
ひょっとしたら、フランスへ旅行に行ったことがきっかけで、「フランス語を学ぼう!」と思い立った方もいるかもしれませんね。
私の生徒さんの中にも、そういうきっかけの方がたくさんいらっしゃいます。
かくいう私自身も、フランスを訪れたのは新婚旅行の時が初めてで、その時本当に基本的なフレーズしか覚えずに行ったところ、レストランで悔しい思いをした経験をしたのです。
そのとき、心から強く
「フランス語が話せたらなぁ!!」
と思ったものです。
でも、日本で生活しているとフランス語を使う必要性は全くないし、その時の悔しい気持ちも忙しい毎日を過ごす中で思い出としてむしろ美しいものに変化してしまいました。
そうして、フランス語を学ぶ機会を失った私は、その10年後にフランスで仕事をすることになり、必死の思いでフランス語を勉強しなければならなくなったのです。
私の場合、ひょっとしたら、あの時がフランス語を学ぶいいきっかけだったのかなと思うと、10年チャンスを逃してしまったことになります。
あなたには、同じ思いをしてほしくないので、今「フランス語を学びたい!」と感じているなら、ぜひ一歩を踏み出してください。
今なら、当時はなかったDuolingoやオンライン教材が豊富にあります。
やる気さえあれば始められますし、続けられますから、絶対にやっておいた方が得ですよ!
すみません、過去の苦い経験を思い出したので、話が脱線したまま長くなってしまいました…。
それでは、本題に戻りますね。
旅行で覚えておきたい単語
フランス語圏に旅行に行く時、言葉を知っておくのと知らないままでいるのとでは大違いです。
特に、旅行に関係する言葉は、知らないままだと痛い目に遭うこともありますから、ここで覚えておきましょう。
旅行グッズ
-Le passeport(ル・パスポーフ) パスポート
-La valise(ラ・ヴァリーズ) スーツケース
-La bagage(ラ・バガージュ) 荷物
-Le sac(ル・サック) リュックサック
-Le médicament(ル・メディカモン) 薬
交通関係の要所
-L’aéroport(ラエホポーフ) 空港
-La gare(ラ・ガーフ) (鉄道の)駅
-La station(ラ・スタスィオン) (地下鉄/メトロの)駅
-La port(ラ・ポーフ) 港
-L’ autoroute(ロートホウト) 高速道路
-La périphérique(ラ・ペヒフェヒック) 環状道路
公共交通機関、交通手段
-L’avion(ラヴィヨン) 飛行機
-Le train(ル・トハン) 鉄道
-Le métro(ル・メトホ) 地下鉄/メトロ
-Le taxi(ル・タクシ) タクシー
-Le bus(ル・ビュス) バス
-La voiture(ラ・ヴォアチューフ) 車
-Le moto(ル・モト) バイク
-Le vélo(ル・ヴェロ) 自転車
-Le bateau(ル・バト) 船
-à pied(ア・ピエ) 徒歩
チケット
-Un billet d’avion(アン・ビエ・ダヴィヨン) 飛行機のチケット
-Un billet de train(アン・ビエ・ドゥ・トハン) 電車のチケット
-Un ticket de métro(アン・チケ・ドゥ・メトホ) 地下鉄のチケット
-Un ticket de bus(アン・チケ・ドゥ・ビュス) バスのチケット
日本語では、どの乗り物の乗車券も「チケット」と言いますよね。
でも、フランス語では、乗り物の種類によって「チケ」と言ったり、「ビエ」と言ったりするんです。
この違いはなぜ生まれたかというと、「ticket」と「billet」の意味の違いからなんです。
元々、前者はサイズが小さくて厚紙の紙製で、後者はお札程度の大きさで薄紙の紙製を意味する言葉なんです。
それで、それぞれの紙に合った名前が付いたことから、現在でも乗り物の種類によって言い方が違うのです。
単純に、「チケットのサイズ」で覚えておくといいかもしれませんね。


移動手段に関する前置詞
またまた「à」 &「 en」
前回のレッスンで、場所を表す前置詞の「à」 と「 en」について学びましたが、今回も出てきました。
ただし、今回は、乗り物をはじめとした移動手段を表すための前置詞として覚えていきましょう!
パターンは簡単!
「à」 と「 en」の使い分けのパターンはずばり、
「乗る人の体が中に収まるかどうか」です!
たとえば、車の場合、「en voiture」ですね。
車の中には体が収まって乗ることができますから、「en」を使います。
一方、自転車は、「à vélo」。
自転車の中に体が収まるほど大きくありませんよね。
もう一つ言うなら、上にまたがって乗る乗り物は「à」を用います。
フランスでは、パリの街中でも見かけてびっくりする乗り物であり動物である馬は、「à cheval」と表現するのです。
いかがですか?
簡単でしょう?
これであなたも乗り物の前置詞に悩むことはありませんね!
旅行の簡単な表現
最後に、今回のレッスンで出てくる表現を覚えましょう!
C’est une valise. それはスーツケースです。
-Tu prends la valise? そのスーツケースを持っていくの?
Il a un passeport. 彼はパスポートを持っています。
-Tu as un billet d’avion? 飛行機のチケット持った?
Oui, Je vais à l’aéroport. はい、私は空港へ行きます。
Où est le restaurant, s’il vous plaît? レストランはどこですか?
この表現を活用して、あなたもレストランの場所を聞いてみましょう。
おそらく、フランス旅行をしていると、高カロリーで濃厚なフランス料理を食べ続けるのはなかなか厳しくなってくると思います。
そんな時、食べたくなるのが日本食。
おいしい日本食レストランの場所を聞くときは、
「Où est le bon restaurant japonais?(おいしい日本食レストランはどこですか?)」
と聞きましょう。
パリには数多くの日本食レストランがあり、「日本食街」もあるくらいですから困りませんが、そのほかの街だとなかなか難しいです。
さらに、アジア系の人が経営する「偽日本食レストラン」も多いため、本当に日本人の口に合うレストランを見つけるのは難しいです。
そんな時、世界共通でハズレが少ないのが「中華料理」。
世界中にコミュニティを持つ中国人は、世界共通でパワフルです。
ちなみに、中華料理のお店を聞くときは、
「Où est le bon restaurant chinois?(おいしい中華レストランはどこですか?)」
ですね。
私自身、基本的に和食が好きなので、海外旅行でも日本食レストランで食事をとりたくなるのですが、大都市以外は難しかったです。
そんな時、中華料理であれば、レストラン形式もあるし、ビュッフェ形式も充実していてハズレが少ないので、本当に助かりました。
チャイナパワーをいただくのもおススメですよ!
