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目次
どこの国の人?
Bonjour!
D’où venez-vous?
って、同じ質問を前にもしてました。
そうです、「People」シリーズも第4弾になりましたが、前回の「People3」で国名と言語名を覚えましたよね。
それを踏まえて、まずは「○○人」を覚えましょう!
かなり国名や言語名と似ていたり同じだったりするものも多いので紛らわしいですが、もし間違えていてもその国と合っていれば意味は通じますから、気にしないで使いましょう。
○○人を覚えよう
レッスンでは、フランス人をはじめ、様々な国の人について触れられています。
これまでに紹介した、国名や言語名に続いて、今日のレッスンで出てくる「○○人」を学んでいきましょう。
日本語 | フランス語 |
フランス人 | français(e) |
ベルギー人 | belge |
アメリカ人 | américain |
カナダ人 | canadien(ne) |
ケベック人(カナダ:ケベック州) | québécois(e) |
中国人 | chinois(e) |
韓国人 | coréen(ne) |
イギリス人 | anglais(e) |
ドイツ人 | allemand(e) |
イタリア人 | italien(ne) |
イタリア人 | espagnol(e) |
オランダ人 | hollandais(e) |
ポルトガル人 | portugais(e) |
メキシコ人 | mexicain(e) |
アルジェリア人 | algérien(ne) |
モロッコ人 | marocain(ne) |
チュニジア人 | tunisien(ne) |
上の表に挙げたのは一部です。
フランス人がよく口にする国の人を書きましたが、あなたが耳にしたら、ぜひリストに加えておいてくださいね。
疑問副詞を覚えよう
英語の「5W1H」はフランス語だと「疑問副詞」
今日のレッスンによく出てくる内容で、あなたにぜひ理解していただきたいのが「疑問副詞」です。
これは、英語でいう「5W1H」に当たるもので、質問することで相手から手に入れたい情報が副詞で表されるものであるという理由からそう呼ばれています。
ちなみに、そのほかには「疑問形容詞」や「疑問代名詞」もありますので、ぼちぼち覚えていきましょう。
Quand:いつ
まずは、英語の「When」に該当する「Quand」です。
疑問文として使用する時には、文頭に置かれ、主語と動詞を倒置した形で用いるのが一般的です。
たとえば、
–Quand vas-tu à Madrid? いつマドリードに行くの?
–Quand prenez-vous le métro? いつメトロに乗りますか?
といった疑問文として使うことができます。
疑問文の形としては、レッスンにも出てきた例文のように、①名詞と動詞を倒置するもの、②est-ce que ~?を用いるもの、③倒置しないままのものの主に三種類に分かれます。
上の例文を使うと、
②は「Quand est-ce que tu vas à Madrid?」になり、
③は「Quand tu vas à Madrid?」になります。
一般に、疑問文は倒置する形が最も丁寧と言われているので、例文の形で言うのが確実ですが、②の言い方でもかまいませんし、友達のような比較的親しい関係であれば、③もOKです。
Où:どこ
次に、英語の「Where」に該当する「Où」を紹介します。
OùもQuandと同じように用いて疑問文の形をとります。
たとえば、
–Où travaillent-elles? 彼女たちはどこで働いていますか?
–Où sont-ils maintenant? 彼らは今どこにいますか?
といった形になります。
倒置した疑問形の文頭に置くだけでいいので、簡単ですね。
ただ、実際にフランス人と会話する時、「どこに住んでいますか?」という意味の「Où habitez-vous?」というオープンクエスチョンよりも、
-Vous habitez à Paris? あなたはパリに住んでいますか?
といったOui/Nonで答えられる質問をすることの方が多いようです。
実際に、私がフランスで生活していた時も、旅行先で「どこに住んでいますか?」と聞かれるよりも「パリに住んでいるの?」と聞かれることの方が多かったように思います。
どちらの形で聞いてもいいのですが、フランス人とのコミュニケーションを円滑にするためには、その次の一言を言って会話のキャッチボールができるようにしていくことが大切です。
いつもの「ベタ」な会話パターンでもかまいませんので、最初のうちは相手の反応にかかわらず、次につなげるフレーズを持っておくといいかもしれませんね。
Pourquoi:なぜ
続いて、英語の「Why」に該当する「Pourquoi」です。
Pourquoiの用法も、基本的には上の2つと同じ形です。
-Pourquoi est- elle contente? 彼女はなぜ喜んでいるの?
-Pourquoi est-ce que tu aimes voyager? 君はなぜ旅行が好きなの?
ただし、Pourquoiには例外があります。
それは、「主語が名詞の時には単純倒置の形が用いられない」ということです。
○Pourquoi sa fille pleure-t-elle? なぜ彼の娘は泣いているの?
○Pourquoi est-ce que sa fille pleure?
×Pourquoi pleure sa fille?
倒置の形で疑問文を作ろうと思ったら、先に主語をおいて「彼」や「彼女」を表す代名詞を後に置くんですね。
このとき、一番簡単なのが「est-ce que ~」の形ですね。
この形は本当に使い勝手がいいので、相手に何かを聞こうと思えば、とりあえず「エスク・・・」から始めると、あとは普通に言葉をつなげば疑問文にできますよ。
Combien:いくら
このレッスンには出てこなかったのですが、もう一つの疑問副詞である「Combien」も一緒に学びましょう。
Combienは、英語でいう「How much」や「How many」など、数や量をたずねる疑問文で用いられます。
-Combien de livre y-a-t-il dans la bibliothèque? 図書館には何冊の本がありますか?
–Combien d’enfants avez-vous? 何人子どもがいますか?
Combienを使った表現と言えば、旅行でもしょっちゅう使いたいこのフレーズを覚えておきましょう。
-Ça coûte combien? いくら(何円)ですか?
この表現は、「C’est combien?」でもOKです。