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Bonjour!
Vous allez bien?
今日も元気に楽しくいきましょう!
フランス人とお友達になると、
もれなく(?)家族ぐるみのお付き合いができます。
特に、同じアパートメントのご近所さんと仲良くなると、
ある朝出かけようとするとドアノブにお菓子の入った袋がかかっていることも。
まるで、日本の田舎のような光景が!!
そんな楽しい毎日にするためにも、
あなたも、「家族に関する表現」を覚えましょう。
家族の単語
それでは、まずは家族に関する単語を覚えていきましょう。
–Père(ペーフ):お父さん
子どもは、日本と同じように「Papa」と呼ぶ場合が多いです。
ちなみに、サンタクロースは、「Père Noël(ペーフ・ノエル)」といいます。
–Mère(メーフ):お母さん
ちなみに、「ママ」に該当する言葉は、「Maman(マモン)」です。
–Parents(パホン):両親(単数形の「親」はParent)
–Frère(フヘーフ):兄弟
お兄さんと弟の使い分けは、英語と同じように「Grand frère(兄)」「Petit frère(弟)」と呼び分けます。
–Sœur(ソゥフ):姉妹
ちなみに、姉と妹の使い分けは、姉を「Grande soeur」、妹を「Petite soeur」と呼びます。
–Grand-père(グホンペーフ):おじいちゃん
子どもが普段会話するときには、「Papy(パピー)」ということが多いです。
–Grand-mère(グホンメーフ):おばあちゃん
※女性名詞ですが、「grande-mère」ではありません
普段の会話では、Mamie(マミー)と呼ばれることが多いです。
–Petit-fils(プティ フィス:男)/Petite fille(プティトゥ フィーユ:女):孫
–Mari(マヒ):夫
ちなみに、婚約者は「Fiancé(フィオンセ)」。
「Mon amore(モナモー:私の愛する人)」、「Mon coeur(モンクーフ:私のハート)」などと呼ぶと、のろけた感じが伝わります。
「彼氏」は「Copain(コパン)」、「Petit ami(プティタミ)」といいます。
–Femme(ファム):妻
ちなみに、女性の婚約者は「Fiancée(フィオンセ)」。
「彼女」は「Copine(コピーヌ)」や「Petite amie(プティタミ)」といいます。
–Fils(フィス):息子/Fille(フィーユ):娘
親が自分の子どもを呼ぶときには、「Ma puce(マ・プース)」、「Mon loulou(モン・ルル)」などと呼び、愛情をたっぷり含んだ表現として様々な言い方があります。英語でも、「My pumpkin」などと呼ぶのと同じような感じですね。
–Fils unique(フィス ユニーク:男)/Fille unique(フィーユ ユニーク):一人っ子
–Jemeaux(ジュモー:男)/Jemelles(ジュメル:女):双子
–Famille(ファミィーユ):家族
–Cousin(クザン:男性)/Cousine(クジン:女性):いとこ
–Neveu(ヌヴー):甥(おい)/Nièce(ニエス):姪(めい)
–Oncle(オンクル):おじ
–Tante(トント):おば
–Relatifs(ホラティフ):親戚
–Beau-père(ボー ペーフ):義父
–Belle-mère(ベル メーフ):義母
–Beau-fils(ボー フィス)/Gendre(ジョンドフ):婿
–Belle-fille(ベル フィーユ)/Bru(ブフ):嫁
–Couple(クップル):カップル
この場合、「一組」という意味合いが出るため、「恋人」と言いたいときは「Amoureux(アムフゥー)」といいます。
–Union libre(ユニオン リーブフ):事実婚関係
ちなみに、フランスでよく使われる事実婚関係は、「PACS(パックス:Pacte civil de solidarité)」と呼ばれます。
PACSは、もともと同性カップルが家族と同様の関係を築いていることを示すために使われた言葉ですが、結婚のように煩雑な手続きを踏まなくてもよいということで、こちらを選ぶカップルが多くなりました。
–Ancêtre(アンセトフ):ご先祖
いかがでしたか?
すごくたくさんの表現がありますよね。
特に、フランスに多い家族形態「PACS」など、その国々で独特の表現があるので面白いです。
こういった言葉は、時の移り変わりとともに変化するので、ニュースなどでチェックしておくのもよいでしょう。
今日の表現
それでは、今回のレッスンで使われる表現から、使えるフレーズを覚えていきましょう。
イディオム
まずは、特徴的なイディオムを紹介します。
–La femme de Marc(英語では「Marc’s wife」)
「マークの奥さん」という意味です。
英語とは表現の仕方が異なるのが特徴です。
–Un animal de compagnie(英語では「a pet」)
簡単に「ペット」のことです。
直訳すると、「お供する動物」とでもなるでしょうか。
面白い表現方法ですよね。
–Le chien d’Hélène(英語では「Hélène’s dog」)
「エレーヌの犬」という意味です。
これは、最初に出てきた「マークの奥さん」と同じような表現ですね。
フレーズ
最後に、家族に関するフレーズです。
-C’est ma famille. こちらが私の家族です。
-Ma femme s’appelle Alice. 私の妻の名前はアリスです。
-Ma femme est journaliste. 私の妻はジャーナリストです。
-Vous avez une fille? 娘さんはいますか?
👉もっと正確には、「Est-ce que vous avez une fille?」や、より丁寧に聞くなら「Avez-vous une fille?」となります。
-Ma fille est française. 私の娘はフランス人です。
-Où habite ta grand-mère? 君のおばあさんはどこに住んでいるの?
👉主語が「あなた」の場合は、「Où habitez vous?」になります。
-Ma fils habite en France. 私の息子はフランスに住んでいます。
-J’ai un appartement. 私はアパートメントを持っています。
-Ton père parle anglais? 君の父さんは英語を話すの?
-Paul parle avec sa femme. ポールは彼の奥さんと話す。
👉別の言い方だと、「Paul parle à sa mère.(ポールはお母さんと話す。)」と言うこともできます。
-Je suis dans le jardin. 私は庭にいます。
👉別の言い方だと、「Je suis au jardin.」と言ってもOKです。
-Paul veut un animal de compagnie. ポールはペットが欲しい。
どんどんボキャブラリーが増えてきましたね。
これで、あなたもフランス人と仲良くなって、家族ぐるみのお付き合いに向けた第一歩が踏み出せるはず。
上手にフランス語を話そうとしなくても、笑顔とジェスチャーでちゃんと伝わります。
そうそう、あとは「非言語コミュニケーション」が大事。
非言語コミュニケーションについては、ほかのページでまとめていますので、そちらも参考にして、話すだけじゃないコミュニケーションの達人を目指しましょう!
非言語コミュニケーションはこちらで学びましょう!