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目次
街で使える?表現を覚えよう
Bonjour!
Ça va?
今日もいいことありましたか?
きっといいことありますよ!
いつでも気持ちがフランス人のようだったら、
前のヴァカンスを思い出しながら、
「今度はどこ行こう?」なんて考えて、
仲間と「今度は○○に行くよ」なんて話をして、
おいしいもののことなんて考えていたら、
毎日幸せですよ。
さあ、今日もまた一歩
フランス人のesprit(エスプリ)を
身につけていきましょう!
2つの反意語を覚えよう
今日のタイトルは「City」。
勝手に「街」と表現しています。
でも、レッスンをやっていると、
「街で使える表現」なのかな?と思うフレーズもあります。
そんなことを思いながら、今日は2つの反意語をメインに覚えましょう!
「大きい」と「小さい」
まずは、「大きい」のgrand(e)と「小さい」のpetit(e)です。
今回のレッスンで使われているフレーズを使って、基本的な表現を覚えましょう。
-Les filles sont petites. その女の子たちは小さいです。
-Les toilettes sont petites. トイレが小さい。
※「toilettes」は複数形で表すってこと、覚えておいてくださいね。
–La banque est grande. その銀行は大きい。
形容詞は名詞の前?後?
今日のレッスンでは、「grand(e)」と「petit(e)」という形容詞が出てきましたので、文法上大事な内容をお伝えしますね。
それは、「名詞に形容詞を付ける時、前に付けるか後ろに付けるか?」
ということです。
答えから先に言うと、
「よく使われる短い形容詞は名詞の前に付ける!」
ということです。
主なものとして、
grand(e):大きい petit(e):小さい
bon(ne):良い mauvais:悪い
beau(belle):美しい sale:汚い
long(ue):長い court(e):短い
といった形容詞があります。
ここに並べたものを見ていて、何か気づきませんか?
それは、「反意語になる形容詞が多い」ということです。
必ずしも反意語になる形容詞は名詞の前に付くとは言えませんが、かなりの割合でそうなっているんです。
覚えておくといいですね。
形容詞が前か後かで意味が異なる?
形容詞についてもう一つ。
名詞の前に付けられる形容詞は、名詞の後に付けられる場合もあります。
その場合、意味が変わるんです!
たとえば、
-des pauvres personnes:哀れな人たち
-des personnes pauvres:貧しい人たち
といったものがあります。
ビックリですよね!
まあ、話し言葉で翻訳する必要はないし、意味が全く違うとまで言えないところもあるので、それほど気にしなくてもいいですよ。
何しろ、フランス語の規則は、「音の美しさ」で決まっているものが結構あるので、日本語や英語のような厳密な規則性を見いだそうとすると疲れてしまいます
「習うより慣れろ」で、だんだん感覚的に身についていきますから、「そういうものもあるんだ」くらいでOKです。
「開店」と「閉店」
次は、「開店」のouvertと「閉店」のfermé。
ちなみに、「開店する」の原形は「ouvrir」。
ついでに活用も。
je | tu | il/elle | nous | vous |
ils/elles |
|
直説法現在 | ouvre | ouvres | ouvre | ouvrons | ouvrez | ouvrent |
活用形は、一般的な「-ir」の動詞の活用なので、クセはないです。
開店/閉店の表現を覚えよう
それでは、ouvrirとfermerを使った表現を覚えていきましょう。
基本的には、お店が開いているか閉まっているかを表現する時に使われます。
「開店は何時ですか。」
–A quelle heure ouvrez-vous?
–Vous ouvrez à quelle heure?
「開店は朝10時です。」
–Nous ouvrons à 10:00 du matin.
「閉店は何時ですか。」
–A quelle heure fermez-vous?
–Vous fermez à quelle heure?
「閉店は夜12時です。」
–Nous fermons à minuit.
「閉店は朝1時です。」
–Nous fermons à 1 heure du matin.
「朝まで営業しています。」
-Nous sommes ouverts jusqu’au matin.
「24時間営業しています。」
–Nous sommes ouverts 24 heures sur 24.
「ouvrir」には、「営業中」という意味があるので、ただ単に「開いている」だけではないんですね。
これまで、日曜日は休み、24時間営業なんてとんでもない!という考え方だったフランスにも、24時間営業のお店が増えてきました。
これも、世界各国のお店事情を見て、消費者のニーズが高まったためか、商魂たくましい人たちがルールを変えてお店の営業時間を延ばしたためかは分かりませんが、世界の時流なんでしょうかね。
一方、24時間365日の営業が当然だった日本では、24時間営業のお店が減少し、その象徴と言われるコンビニエンスストアが24時間営業から時短にシフトするお店も増えているなど、働き方改革の波が押し寄せているのは皮肉な感じがしますね。
お店事情を見ても、それぞれの国の性格が表れていて面白いですよ。