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フランス認定の「DELF」と「DALF」
DELF・DALF ってなに?
DELFとDALF、それぞれの意味
ここで、なぜ、DELFとDALFという2つの名前があるのでしょう。
DELF(Diplôme d’études en langue française:フランス語学力資格試験)
DALF(Diplôme approfondi de langue française :フランス語上級学力資格試験)
ということで、DELFが語学としての初~上級、DALFは留学や就職などより実践的な語学力を見るための試験として分類されています。
レベルは、DELFが初級のA1からA2、B1、そして上級のB2に分かれています。
そして、実用レベルのDALFがC1、C2に分かれています。
最初は、A1から順番にクリアしていくことになります。
日本で受験する場合
これらの試験は、CIEP(国際教育研究センター)が認可した試験センターでのみ開催され、世界175か国以上で実施されています。
試験は年2回。
春季(6月上旬)と秋季(11月上旬)に実施されます。
出願期間は、それぞれの試験の約2か月半前から約1か月半前までです。
お忘れなく!
日本国内では、全国のアンスティチュ・フランセを中心に、多くて7会場程度で受験することができます。
TOEICのような試験も
ちなみに、フランス語版TOEICと言っていいのがTCF ( Test de Connaissance du Français )です。
TCFは、フランス国民教育省の認定を受けた試験で、受験者のフランス語能力は得点が算出され、欧州評議会が認定した6段階のレベルに分けられます。
英語のTOEICのように、短時間でフランス語能力を測定するための試験で、フランス語を母国語としな い16歳以上の全ての人が対象です。
資格試験の証書有効期限はは2年間です。
オプションで補足試験(筆記/口頭試験)も受験できます。
日本&フランスのサイト活用法
日本フランス語試験管理センター
DELF/DALFを含むフランス語試験の受験や学習に関する情報を日本語で提供してくれるサイトです。
フランス語を学習して、DELF/DALFを受験しようと思った方は、最初にこのサイトで情報収集しましょう。
サイトでも案内していますが、自分で試験情報を収集しようとすると、全国のフランス語学校から収集する方法が中心です。
「英語なら、サイトだけじゃなくてブログや個人の情報からもいろいろ集まるのに、不便だな」
と思った方、その通りなんです。
フランス語の試験情報は、まだまだ中央集権というか、本国フランスのサイトとこのサイトくらいしか情報が得られないんです。
ですから、まずはこのサイトで概要を知って、ある程度フランス語を見てもアレルギーが出なくなったら、本国のサイトでさらなる情報収集をしていきましょう!
CIEP(:国際教育研究センター)
CIEPとは
CIEPは、1945年にフランスに設立された、フランス国民教育省所管の期間です。
CIEPでは、「教育及び職業訓練に関する質の向上」「フランス語教育の充実と世界の国々へのフランス語の普及」「留学等を中心とした国際的な教育の充実」といった、3つの活動分野が中心に行われています。
その中で、DELF/DALFは2つ目の活動に該当し、これらの試験についての説明や対策も充実しています。
DELF/DALFの解説が充実!
CIEPは、「教育」に関する幅広い内容を取り扱っているため、サイトを見ているといくら時間が合っても足りません。
そのため、本サイトではDELF/DALFの内容のみ解説していきます。
サイトの中で、「DELF-DALF」のアイコンをクリックすると、DELF/DALFの解説に特化したページへ移動します。
このページでは、とにかくDELF/DALFについて詳しく説明してあります。
子供用のDELF Prim/Junior/Scolaireについても、それぞれ解説しています。
フランス語がある程度理解できるなら、試験についての解説はとても分かりやすいです。
もしまだフランス語に自信がなくても、Google翻訳を活用すれば、大まかな意味は理解できますから、ぜひ読んでみてください。
おススメテキストなどの情報も!
CIEPのサイトには、DELF/DALFに向けた学習法が詳しく書かれています。
DELF/DALFの各テストについての学習法は、本サイトでも詳しく解説していきますので、お楽しみに!
さらには、おススメテキストなどの情報が掲載されたPDFファイルもリンクが付いています。
私も、このファイルを見たのですが、おススメテキストが掲載されていて、その一部を閲覧することができるのです!
どのテキストも、かなりのページ数が閲覧できるので、本当に参考になります。