有機栽培で得られた「共生」
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畑への除草剤散布をやめた途端、畑は真っ赤な花でいっぱいに…。
これは、有機農業にシフトした、ある農家の男性ジェローム氏へのインタビューで語られたことです。

彼の畑では、毎年畑にひなげしが大量に生育し、これまで除草剤をまくとともにひなげしを手で抜く作業がかなりの負担だったそうです。
でも、有機栽培に転換し、植物のあるがままの生育に任せて作物も育てる意識に変えたところ、収穫時期にひなげしの真っ赤な花が畑を覆いつくしたのです。

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ひなげしをそのまま育てることによって、新しい発見がありました。
それは、ひなげしがミツバチを引き寄せ、受粉の機会が増えたことと、その根が地中に広がることによって、土壌が豊かになったというのです。

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かつて、アメリカ大陸で開拓の波が広がった時、休耕期にアルファルファなど豆類植物を畑に植え、作物を植える前にそれらをトラクターで地中に混ぜることで、土壌が豊かになり、作物の栽培が促進された時期がありました。
日本でも、休耕期にレンゲや菜の花を植えて、春の彩りを見せた後、本格的に作物の栽培を始める様子が見られますよね。

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今回のジェローム氏の場合も、同じような良い効果があったようです。
時代はどんどん健康志向が進み、作物についてもトレーサビリティで生産者の顔が見える時代に変わってきました。
ここで、自信を持って「私が作りました」と言える作物を育てている人こそ、これからの農業を支える存在なのでしょうね。